2016年3月下旬。例年だと極寒の時期ですが、今年はマンハッタンの街中で桜の花を見かけるほどNYは暖かでした。 街では、今年の1月に亡くなった世界的なアーティストでミュージシャンであるデヴィッド・ボウイ(David Bowie)のアルバム・アートワークが ショウウィンドウを飾っているのが目立ちました。70年代のDavid Bowieはまさにグラムロックのアイコン。多くのアーティストやクリエイターに影響を与えた彼へのオマージュに溢れるNYの街と、秋のテーマ【グラムポップ】がシンクロしているかのようでした。

2016AWのビジュアルの撮影は、アートとファッションの街として話題のNYブルックリンにて行われました。フォトグラファーはベン・トムズ(Ben Toms)。”i-D”や”Dazed & Confused”で活躍する、
今最も勢いのある若手フォトグラファーの一人です。「ピンク好き」のベンが作りだす世界感は、ロンドンのストリート感とフレッシュさが表現され、吉川氏がイメージする【グラムポップ】にぴったり。撮影は順調にスタートしました。

撮影は1カットずつカメラマンやスタイリストと画像を確認し、新しいアイデアを相談しながら進みます。こうして世界のトップクリエイターチームが手がけた秋のビジュアルができました。 グラムロックの華やかさをファッションや目もとのラメ感で表現し、濡れたような艶肌と合わせることで、フェミニンでモダンな抜け感のある「現代風グラム」を作り出しています。